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​置名 昴

Subaru Okina

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「今の葛原社長は、本物の葛原社長じゃない……俺も、そんな感じがしとるんです」
「社長はこんな俺にまっとうな人生をくれたお方です。社長に拾われた日からずっと、俺は社長に生かされてきた」
「……全部、全部、知っとります」


所属-マーキュリーデュオ関西支部→花菱グループ
出身地-とある地方都市
生年月日-1981年3月7日
身長-175cm
体重-66kg
血液型-O型
大切なもの-わからない…
嫌いなもの-面接、終業間際にかかってくる電話、将来を考えること
趣味と特技-ゆるキャラグッズの収集、ネットサーフィン、現実逃避
格闘スタイル-空手

たまに「~しとります」という方言が出る。
名前の由来は「オキナグサ」から。花言葉は「裏切りの恋・何も求めない・清純な心」。


元マーキュリーデュオ関西支部勤務。現在はポートフロンティア内で閑職に甘んじている。
2020年のMD関西進出に伴い、神室町の本社から蒼天堀にやってきた職員。MDと蒼天警備保障の提携事業の実働を担当し、真島とも面識がある。MD設立時から葛原の下で働く古株で、社内で葛原が信頼を寄せる人物のひとり。東城会が活発だった頃の神室町で身一つで自分を守っていたこともあり、喧嘩の腕はそれなりにある。
少しヒネた感じの言動が目立つ、後ろ向きな性格。あらゆる場面における怠惰さを自覚し、元アイドルの葛原や花菱のような「キラキラした連中」へのコンプレックスがあり、自分に自信が無い。卑屈で悪いことが起こるとついつい「自分のせいだ」と考えてしまうが、「いつかは自分もキラキラした連中のように成り上がってやる」という野心も備えている。もっとも仕事には真剣で、提携事業の実務面で陣頭指揮を執るなど、能力がないわけではない。

元々は新卒採用がなかなか決まらず、30代に入ってもフリーターとして神室町でくすぶっていた。生活資金が底を尽き、神室町の消費者金融を利用するが、実はその業者がヤクザの営む闇金だったことが発覚。やがてトラブルに巻き込まれて全財産を失い、素寒貧になってしまう。葛原と出会ったのはその時のことで、ろくな職歴もない自分をMDに引き入れ、居場所を与えてくれた葛原には深い恩義の心を抱き、その信念にも賛同していた。

その後はサラリーマンとして働き、慎ましいながら安定した生活を送っていたが、葛原がドロップアウターへの就職支援を行う方針を発表してからは、過去の経験から彼女の信念に疑念を抱くようになってしまう。特に葛原が蒼天警備保障との提携事業──ヤクザのための福祉に乗り出すことを決め、自身を提携事業の実働役に任命してからは、葛原からの深い信頼を嬉しく思う一方で、「ヤクザに人生をめちゃくちゃにされかかった自分がなぜ他人の苦しみを糧に生きてきたヤクザたちを支援しなければならないのか」と葛藤していた。しかしMDでの安定した生活を手放す勇気はなく、本心を明かさぬまま関西支部に出向し、蒼天警備保障と仕事をすることになる。

そんな中で「ヤクザへの復讐」のために葛原を手にかけようとしていた花菱に出会い、葛原自身がヤクザと縁深い身であることを明かされる。極めつけには花菱の「俺たちの人生を壊したヤクザを許してはならない」「葛原を蹴落とし、次はお前が輝く番だ」という甘言に惑わされ、MDの強制買収(文書偽造、情報提供等)を内部で幇助してしまう。その後は多額の報酬を得て、ポートフロンティアでの安寧な生活も手に入れるが、大きな罪の意識に苛まれていた。

フロンティア・プロジェクト始動会見後は花菱の指示のもと、真島に接触して葛原・護矢とも合流。三人の動向を花菱側に逐一報告していた。メリケンビレッヂにて葛原と再会した際には安堵の表情を見せたが、実はそれも演技にすぎず、ポートフロンティアへの侵入作戦を機に自身の裏切りを明かす。葛原に対し、自分の苦しみを花菱以外の誰が掬いあげてくれるのか、葛原がヤクザに力を貸せるのは葛原自身が本当の意味では「白」ではなかったためであり、一度黒に染まった人に手を差し伸べることは「白」の世界では不可能な理念にすぎないという本心を吐露し、葛原・真島を始末しようとする。しかし外山の手引きで銃が初めから撃てない仕様になっていることが発覚。丸腰になってしまったうえ、花菱が外山に裏切られていたことが判明し、暴行され息も絶え絶えの摩衣を目にしたことで、「事件の内情を知る自分もいつか殺される」という恐怖のままに逃亡する。

その後は外山組に見つかることを恐れ、蒼天堀近郊の雑居ビルに潜伏していたが、花菱のゲリラ配信を見て外山がポートフロンティアを沈めようとしていること、葛原や真島、護矢がその目論見を止めるべく今も奔走していることを知る。「葛原と再び顔を合わせることはできなくとも、せめてこれだけでもやり直せたら」という思いから、護矢を閉じ込めるために自身が書き換えたゲートのセキュリティシステムを遠隔操作で解除し、居住エリアにいる元暴たちの避難を可能にした。

事件終息後は自身の罪を償うべく自らの意志で出頭した。





 

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