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​外山 智美

Satomi Toyama

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「目的ねぇ……俺はただ気持ちよくなりたいだけ。ホントそれだけだよ」
「俺ならわかるかもしれないよ。マキオくんの人生をメチャクチャにしたヤクザの正体が……」
「なぁマキオくん、頼むから…………最っ高の絶望を見せておくれよ?」



所属-外山組
出身地-大阪だが、関西弁は使わない(オヤジ臭いので)
生年月日-1962年9月1日
身長-177cm
体重-66kg
血液型-B型
大切なもの-カネ、うまい飯、女の子、可愛い女の子、女の子の笑顔
嫌いなもの-仁義、無粋な野郎
趣味と特技-交渉事、ニコニコすること、情報操作、言いくるめ
格闘スタイル-我流

背中の刺青は愛染明王。


元近江連合所属、現在は独立して「外山組」を率いるヤクザ。「蒼天堀のヒル」「不夜城のキングメーカー」の異名を取る。主なシノギとして蒼天堀で裏風俗を経営するほか、フロンティア・プロジェクトの裏に隠れた花菱の陰謀の実行役でもある。つねにへらへらとした態度を取る昼行燈。老齢だがおよそプライドというものを持たず、自分より年下の花菱に顎で使われている。情報を操作することに長け、その手腕は「蛇口をひねる」くらい簡単に出回る情報を操作するとも言われる。

柔らかな物腰とは裏腹に、力で人を支配する快楽に生き、カネと女に溺れる享楽家。その行動原理はひとえに「自分が気持ちよくなること」の一点のみで、仁義や筋を重んじる古い極道らしさを嫌い、抵抗する弱者を相手に一方的に暴力を振るうことに喜びを感じる外道。しかし最も「気持ちよく」なれるのは他者を手ずから篭絡して絶望に陥れる時であり、そのためならばどんな苦労もどれほどの年月も厭わない。

元々は近江連合の三次団体に所属し、上昇志向もなく借金の取り立てなどの小銭稼ぎをして暮らしていた。しかし18歳(1980年)の時に、「墓場」の処遇を巡る初代会長派と二代目派の対立に際して、二代目派に属していた自身の組の組長が寿造によって殺されるのを目撃する。その後は亡くなった組長の縁を頼って別の組に移籍し、ごく普通の極道として暮らすが、寿造に殺される際に組長が見せた「自身の運命に絶望しきった顔」が忘れられずにいた。これにより地上げなどの他に殺しや拷問といった汚れ仕事をすすんで請け負うようになるが、同じだけの快楽は得られず断念。その結果、直接的な暴力以外のあらゆる手段で人を絶望させる方法を追求するようになる。

以降は欲深い権力者に近づき、表向きには従順な側近を演じながら、裏ではあらゆる手を駆使してその者の資産や勢力を掌握し、ある日突然全てを奪い取り絶望させるという「遊び」を繰り返してきた。「遊び」の対象は自身の欲望の肥大に比例して拡大し、近年ではAIを利用したフェイクポルノを利用して誰にも頼れなくなった女性を囲い込み、裏風俗で搾取するという所業にも及んでいた。
花菱の養父の会社を乗っ取ったのも「遊び」の一環であり、当初は適当な頃合いで絶望を与える予定だったが、花菱の経営の才能と、花菱がかつて自身が地上げによって壊滅させた施設の生き残りであり、自身がそのヤクザであることには気づかぬままヤクザへの復讐心を募らせていることを知り、遠大な「遊び」を始めることを決意する。その後は「自分ならば施設を襲ったヤクザの正体が分かるかもしれない」という言葉で花菱を釣り、表向きには無関係を装いつつ、裏で様々な手回しをして花菱グループを巨大企業に成長させた。この過程で花菱の周りには花菱の過去を知る者が残らないよう仕向けたため、花菱グループの幹部たちは花菱が外山と繋がっていることを知らなかった。

事件を起こした理由はきわめてシンプルで、大解散によって近江連合の看板を失った自分が「遊び」を続けられなくなることを恐れたため。日本裏社会への海外勢力流入を予期し、彼らと渡り合うに見合った業績とカネが必要であると考え、花菱グループのカネと”真島をはじめとするかつての日本極道の重鎮の首”を得るために行動する。花菱のヤクザへの復讐感情と本当の絆を求める心を利用し、獄中の月井を頼って得た墓場事件の情報と「白樺寿造が施設を襲ったヤクザである」という嘘をエサに、花菱が護矢・葛原に敵愾心を抱くように仕向け、フロンティア・プロジェクトを開始させた。

以降は花菱に恭順する傍ら、わざと裏風俗の噂を流すなどして、真島・葛原・護矢が花菱の元に辿り着く(花菱が追いつめられる)よう仕向ける。置名から花菱にもたらされる情報を利用して三人の動向を監視し、ポートフロンティア侵入作戦を機に手下にメリケンビレッヂを襲撃させ、「ネタバレ」の準備を開始。花菱がポートフロンティアで護矢を追い詰めた際には花菱を制し、自身こそが施設を襲ったヤクザであることを明かし、白樺寿造を持ち出したのは外山自身の目的のための方便にすぎなかったことを告げる。また花菱と自身が繋がっていることを自ら花菱グループ上層部にリークし、事実の露見を恐れる花菱体制に疲弊していた幹部たちと「500億円を渡す代わりに花菱を殺し、CEOを別の幹部にすげ替え、事実隠蔽を手伝う。その後は花菱グループにはいっさい関わらない」という条件の取引を交わし、グループにはもはや花菱の居場所がないことを告げ、花菱を最大級の絶望に叩き落とす。

その後は護矢・花菱をポートフロンティア地下に閉じ込め、葛原・真島をポートフロンティアにて待ち構える。しかし真島に敗北したこと、月井を倒した護矢の姿に感化された花菱が自身の悪事をゲリラ配信で暴露したことで追い詰められていく。しかし花菱によって最大級の快楽を得る計画が失敗したと悟ると、ポートフロンティア地下および各所に仕掛けていた爆弾を作動させ、電源事故に見せかけてポートフロンティアを海に沈め、「最高の絶望」を感じながら死ぬという最後の目的を明かす。あがきまわる葛原や真島、護矢の姿をせせら笑っていたが、置名が遠隔操作でゲートのセキュリティを解除したこと、また葛原・真島が時限爆弾の解除に成功したことで計画は失敗に終わる。その後は警察に身柄を拘束され、ポートフロンティアを後にした。




 

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