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​葛原 寧々

Nene Kusuhara

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「どんな目に遭ったって、あなたを諦められるわけないじゃないですか……!」
「フロンティア・プロジェクトの陰謀は、元暴の未来全体に関わる問題です。兄さん一人が背負い込まなければならない宿命なんかじゃない」
「あなたがいれば、怖くはないよ」


所属-元人材派遣会社「マーキュリーデュオ」代表取締役社長
出身地-東京
生年月日-1982年11月20日
身長-164cm
体重-50kg
血液型-O型
大切なもの-会社、昔からの縁、穏やかな時間、家族
嫌いなもの-レタス(やっぱり食べられない)
趣味と特技-情報処理、運転(ドライブ)、プログラミング


元人材派遣会社「マーキュリーデュオ」代表取締役社長。現在は花菱のもとに身を置き、フロンティア・プロジェクト特別顧問を務める。白樺護矢は実兄にあたる。理知的かつ生真面目な性格で、誰に対しても丁寧な態度で弱味を見せない。聡明で自分の信念を貫く強さがあるように見えるが、内心は幼いところがあり、素直な感情を言葉にするのが苦手。

2020年、蒼天警備保障との業務提携と「墓場事件」を経て恩人である真島と再会を果たす。互いの「もう誰も不幸にしたくない」という願いと半生を経て抱え込んだ孤独を分け合いながら、少しずつ確かな絆を育んでいた。しかし蒼天警備保障の裏工作を暴露する動画が炎上し、提携事業は凍結。支援も空しく蒼天警備保障は倒産し、真島が潜伏生活に入ったことで娑婆に一人残されることになる。

また自身についても、蒼天警備保障の炎上からしばらくして、「家族がヤクザと深い繋がりがあることを隠してアイドルになった」「起業や業務提携はヤクザ社会の復興のためであった」といった内容の告発動画が炎上。その後は大企業・花菱グループによるマーキュリーデュオの買収を受諾し、責任逃れの形で失踪する。2024年のフロンティア・プロジェクト始動会見で数年ぶりに公の場に姿を現わし、告発動画の内容が真実であることを認め、花菱とともに一から更生支援に携わることを宣言したが……?


実は世間が葛原と認知する人物は替え玉(摩衣)であり、真島がメリケンビレッヂを訪れたことで数年越しの再会を果たした。

動画炎上後、花菱から買収の提案を受け、買収の仲介人として外山を紹介される。誹謗中傷から自身を守りたいと語る花菱を信じていないわけではなかったが、あまりに唐突かつ突飛な提案に疑念を抱き、買収については拒否の意志を示していた。しかしほどなくしてMDでは株式や経営権を花菱グループに移行するという文書が自身の承認なしに決裁・公開され、正式な買収の手続きなしに資本や従業員が花菱グループに吸収されてしまう。事実関係を確認しようとするがすでに花菱に買収されていた顧問弁護士は応じず、表向きには花菱グループによるMDの友好的買収が成立してしまう。真実を世間に訴えようとするも、外山組組員たちによる付きまとい・監視を受け行動を制限されるようになり、頼れる者のいない状況下で姿を消さざるをえなくなる。その結果、自身が責任逃れの形で買収を受け入れ失踪したというストーリーを作り上げられてしまった。

その後は外山組の監視の目を逃れる形で西に渡り、MD蒼天堀支店でホームレスたちへの仕事提供を行っていた縁からメリケンビレッヂに辿り着く。ホームレス村を束ねる情報屋・赤目に接触し、赤目がメリケンビレッヂ地下に構えるアジトで雑務全般をこなすという条件のもと、MDを取り戻すために反旗を翻す機会を窺っていた。また潜伏中にはプログラミングを学び、SNSアプリ「ヘルメス」を開発して情報収集に利用していた。

始動会見を見た真島が真相究明のために動き出し、メリケンビレッヂに辿り着いたことで二度目の再会を果たす。真島から姿を消すことで炎上が自身に飛び火するのを防ごうとしたことを謝られた折には、「なぜなりふり構わず頼ってくれなかったのか」という寂しさと、「たとえどれだけ不都合を被ったとしても、自身の孤独に向き合ってくれた唯一の相手であり、前を向く希望をくれた真島を今さら諦めることなどできない」という本音を吐露し、数年越しの和解を果たす。
やがて置名や護矢とも再会を果たし、花菱の動機が「自身の人生を翻弄したヤクザ=白樺寿造への復讐」であることを突き止める。ヤクザに人生を壊されたという花菱の境遇に「墓場事件」当時の自分を重ね合わせ、かつて真島が自身を窮地から掬い上げてくれたように、花菱の暴走を止めるために行動することを決意する。また「寿造の遺志を継ぐ者」として事件の全てを一人で背負い込もうとする護矢を諭し、「家族」として力を合わせようという言葉をかける。

その後はついに花菱本人と相まみえる機会を得るが、置名の裏切りが発覚したことで計画は頓挫。さらに花菱自身が外山に裏切られていたことが明らかになる、護矢がポートフロンティアに閉じ込められる、月井が生きていることが発覚するなど、さらなる窮地に立たされてしまう。置名の「葛原がヤクザに力を貸せるのは葛原自身が本当の意味では「白」ではなかったためであり、一度黒に染まった人に手を差し伸べることは「白」の世界では不可能な理念にすぎない」という言葉や、自身の願いや信念が置名を傷つけていたという事実が心に影を落とし、精神的に追い詰められていく。しかし真島の「何事も生きることでしかやり直せない」という言葉や、自身を「どんなことがあっても諦めきれない存在」だと思っているという告白に鼓舞され、事件に終止符を打つべく再び立ち上がる。

外山が最後の目的を明かした後は、時限爆弾を解除して被害を最小限に食い止めるべく真島と共に地下に向かう。爆弾の最後のコードを切る際には、真島に「あなたがいれば怖くはない」という言葉を告げた。

事件終息後は真島とともに神室町に戻り、「罪を犯した者への福祉など不可能だ」という置名の言葉への応答として、MD再建ではなく元暴たちの更生支援に専念すべく、必要な手続きに奔走している。同じく元暴たちの未来のために働くべく神室町を去る護矢を真島とともに見送った。

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