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​月井 桂

Kei Tsukii

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所属-警察庁組織犯罪対策部(部長)
出身地-東京
生年月日-1981年12月9日
身長-183cm
体重-76kg
血液型-A型
大切なもの-地位と名誉、メガネ、手袋
嫌いなもの-ヤクザ、ドロップアウター、汚いもの
趣味と特技-ペン習字、判子をまっすぐきれいに押すこと、掃除と整理整頓(潔癖症でミニマリスト)
格闘スタイル-日本拳法

テーマフラワーは「ゲッケイジュ」。花言葉は「裏切り」。ゆるくパーマのかかった黒髪と黒色の瞳。平時は紺地にストライプのスーツと鳶色のネクタイ、革靴を合わせる。一人称は「私」で普通語を使う。

警察庁組織犯罪対策部所属の警察官僚で階級は警視長。父親は民自党所属の政治家。東都大出身のキャリア組だが、その中でも抜群に勤務成績が良いエリート。直近では神室町3K作戦および東城会・近江連合同時解散後の神室町と蒼天堀の治安維持作戦で目ざましい成果をあげた。眉目秀麗・公明正大を地で行く人格者で、異例の階級昇進など常に話題に事欠かないが、それでいて驕らない。頭脳はもちろん体術にも覚えがある完璧超人。しかしながらそれはあくまで表向きの姿で、裏では白樺組を通じて裏社会と深い関係にあり、悪辣外道で排他的な思考をする。支配的・几帳面で物事が自分の道理に反することを嫌う。

幼い頃は非常に正義感が強く、政治家である父を「皆が幸せな世界を作る人」として誇りに思っていたが、ある時父が自分の生まれる前に弁護士の葦野を脅して汚職事件に関わり、あろうことかその後始末をヤクザ(=白樺寿造)にさせた事実を知り絶望する。この時から父を「利権に負けた汚らしい存在」と認識し、表向きは良好な家族関係を続けながら勉学に打ち込んで東都大に入学し、この世から父のような存在、またヤクザをはじめとする社会に悪を生み出す存在を消し去るべく警察官僚となる。しかし警察の実態は早期解決主義でヤクザを正しく裁かないことはおろか、幹部の中にはヤクザを私兵として使う者もおり、再び絶望に打ちひしがれる。


そんな時に縁あって白樺寿造と出会い、父の起こした汚職事件に関わったのは「極道で最大多数の人間を幸福にする」ためであったことを明かされる。これが契機となり、政界や警察が表向きに見せる「美しい正義」が腐敗してしまうことを避けられないのなら、御託にすぎない純粋な正義を目指すよりも、むしろ裏社会を徹底的に利用し「腐敗した正義」を貫いて万人が幸福な世界を”自分が”実現するべきだと考えるようになる。以降は白樺組を通じて裏社会にコネクションを持ち、献金や闇取引を利用して地位・名誉を得る。


2008年、死期が迫る寿造から「取引」をもちかけられ、護矢の出生の秘密を知らされ、次期組長の護矢を犠牲に白樺組組員を全員更生させる代わりに、白樺組を単独で壊滅させた手柄を得る密約を結ぶ。以降は寿造の遺言状の捏造などを通して護矢を「墓場」奪取へと導きつつ、反抗する組員を消して自らの手駒となった白樺組を利用しながら計画を実行する時を待っていた。


2019年の東城会・近江連合同時解散と蒼天警備保障の発足を受け、蒼天警備保障および業務提携を予定するマーキュリーデュオを利用して「墓場」のドラマを作り計画を遂行することを決意。マーキュリーデュオが「墓場」とされた土地を購入するよう仕向けるなど、事件全体の絵図を描き事態を裏から操り始める。2020年冬、葦野を殺害し「偽の権利書」を葛原の手に渡らせてからは警察庁の人間として近づき、護矢と白樺組組員を操ってドラマを進めるが、風見の裏切りや護矢と葛原の関係の発覚などによって次第に追い詰められていく。


葛原らの動きを封じるべく警視庁へ蒼天警備保障の実体が「利権目的の暴力団再結成」であるという偽りの報告をしようとするが、堂園コンツェルンの協力で風見のスマートフォンを解析して得られた護矢と自身が密談している写真をリークされ、逆に動きを封じられる。組員を率いて東上する護矢を葛原・真島ともども討つことを決め、白樺組組員に護矢を襲わせるだけでなく、自身の手中にある機動隊を率いて神室町を無理やり制圧しようとするが敗走。逃げ延びた先でついに護矢に出生の真相や組員たちの寝返り、遺言の捏造などを全て暴露し、言葉巧みに手中に収めようとするが、それを甘受しなおも「極道で最大多数の人間を幸福にする」という父親の本懐を遂げようとする護矢に逆上し発砲。護矢を昏倒させ、葛原を片付けたうえでヘリにて逃亡しようとするが、真島の前に敗北し、逮捕された。

邪悪。すごい邪悪。琉衣には「寿造に心酔している」と思われているが、本人としてはあくまでその道理に共鳴しただけであって、ヤクザやドロップアウターのことは一貫して嫌っている。息をするように嘘をつける。父親という(家庭内の)権威を権威だと思わずに育ったゆえ、他者を見下す傾向(支配者的傾向)がかなり強い。「万人の幸福」を目指してはいるものの、他者を自らが恵みを与えて憐れんでやるべき家畜程度にしか思っていないと思われる。モチーフは『カラマーゾフの兄弟』「大審問官物語」の大審問官。


護矢のことは内心見下しまくり馬鹿にしまくりだったが、たとえそこに血縁や情がなかったとしても親からの愛情を受け、親のことを尊敬できる姿にコンプレックスを感じてもいた。
二次創作では鬼畜メガネにされてしまえ~!

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